式の計算 文字を使った証明⑤
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2けたの正の整数から、その数の十の位の数と一の位の数を入れかえてできる数をひいた差は、9の倍数になる。もとの数の十の位の数をa,一の位の数をbとして説明しなさい。
解説は下にあります。
解答
2けたの整数は 10a+b と表すことができる。
また、十の位の数と一の位の数を入れかえてできる数は
10b+a と表すことができるので、
これらの差は
(10a+b) – (10b+a)
=9a-9b
=9(a-b)
a-bは整数だkら
9(a-b)は9の倍数になる。
したがって、
2けたの正の整数から、その数の十の位の数と一の位の数を入れかえてできる数をひいた差は、9の倍数になる。
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